内容別:人材育成

国家公務員 ER

人材育成

【人材育成について】
(ご自分の補佐当時の電子業界のレポート作成の経験をご説明されながら)
役人は財務データをうまく活用できていない。有価証券取引書がせっかく公表されているのに、有効に活用できていない。生産、流通、販売といった企業活動そのものをしっかりと勉強させた方がいい。これがないと、問題の所在はわからないはず。問題の所在がわからない中で政策を打つのはクレディビリティを失うことにしかならない。

・研修は、単に知識を身につけるだけでなく、仕事としてデータ収集や企業評価を行わせ、省内に共有するなど工夫をすべき。これは受講生の刺激にもなるし、組織としても貴重な情報になる。こういった取組を政策の検討と組み合わせ、業務の一環として行わせるべき。

・年次毎の「理想的な人材像」をまずは固めるべき。その上で、本人のキャラクターに依存する能力と、後から育てられる能力に分け、後者について研修をメニュー化して提供すべき。一律研修では、下位に合わせると上位は研修に参加しないし、上位に合わせると研修についていけないので、カスタマイズ可能な研修プログラムとすべき。

2001~2005 当時36~40 口頭 男

国家公務員 ER

人材育成

【「現場」の重要性について】
企業財務、特にC/Fがわからなければ、これからの政策は語れない。僕は自分が企業経営して苦しんできたから、骨身にしみて感じるで(笑)。どういう手段で資金を調達するのか、その時銀行は何を満たしたら貸してくれるのか、こういうのはやってみないと肌感覚として解りづらい部分がある。役所は、そうした業務を扱う機関に若いうちからもっと人を貼って、経験を積ませんと、政策設計を誤るぞ。

2001~2005 当時36~40 口頭 男

国家公務員 ER

人材育成

【日本の技術人材について】
・研究機関でも大学でも企業でもそうだけど、寺子屋で人材囲い込みで序列化していったら、人が育たない。世界標準でオープンイノベーションにしていく環境を作らないと、第一世代、第二世代がずっと盤踞して、革新はおきない。

・特に日本の原子力ではそれが顕著で、ゼミの系列によって人事だけでなく研究開発の方向性が全て決まっている。この構造を一度リシャッフルすることが必要。そのためには、政府機関、メーカー、ユーザー、大学を跨いだ「技術人材に着目した組織の大胆な組み替え」こそが必要。

2011~2015 当時36~40 口頭 男

国家公務員 Toshi

人材育成

あいつ(ある若手)は使命感が強すぎて、自分が懸命になって取り組んでいることに共感できない人間に対して苛立ち、心の余裕をなくしているかもしれん。おまえも、そういうのわかるやろ。あいつにとって、おまえが兄貴分で俺がおじさん。二人であいつを飲みに誘って、俺達の失敗談でもしようやないか。

2011~2015 当時41~45 口頭 男

民間企業 HY1

人材育成

(会議中、成績があまりおもわしくない営業2年目の部下の話題になったときに・・それまで黙っていた会長が一言・・・)
でも○○(部下)、自分の給料分はちゃんと稼いでるやん・・。 
2年目としてはまぁまぁちゃうか~
(対目標とは違った目線の意見でした。褒めるところは褒め、足らないところを助言する。決して厳しさだけではない、部下に対する考え方を教えられた気がします。)

2011~2015 当時41~45 口頭 男

民間企業 H.T

人材育成

(部下のやる気について)
部下に限らず人のやる気は人それぞれ。お前から見てやる気がないように見えても本人は120%のやる気で仕事に向かっているかもしれない。やる気は日や気分によって変わりやすいものやろ。コミュニケーションをとってそのやる気レベルをすり合わせることも大事やけどやる気を評価することより、相手に何をやって欲しいか?具体的に何をすれば評価が上がるか、部下に何を期待してるかを明確に指示することが大事やで。また早く帰りたがる部下はやる気がないのもあるが、その場(会社、雰囲気)にいたくないだけ。環境や雰囲気つくりも大事やで。
(おっしゃる通りと納得しました。)

2011~2015 当時41~45 口頭 男

民間企業(秘書) YK1

人材育成

寿司が待ってるか、居酒屋かが決まる・・・
(時にはこうしてモチベーションを上げていただきました)

2011~2015 当時36~40 メール 女

研究機関(調査員) Kaotan

人材育成

(人材育成の調査研究プロジェクトで、留学生の就職マッチングのためのWEBサイトの立ち上げを検討に対して)
遅くなってすみません。ウェブの件は残念でしたが、Yさんの研究会がその動きを早めたとも言えるので、それで満足しましょう。できるところまで、やってください。
我々はビジネスインフラと留学生の効用増加のための問題提起を提供するという役割を果たしていると思います。

(人材育成の調査研究プロジェクトで、留学生の就職マッチングのためのWEBサイトの立ち上げを検討に対して)
内容について小生の意見を申しますと、やはり、サイトについては、大小様の話にもありますが、当初の設計も大切ですが、維持・更新をどこがどの程度費用をかけて責任持って行うか(外注ということも含めて)というのが問題になると思います。
その点がしっかりしていれば、多少立ち上げ時に不備があっても、適切に更新されていけば、機能していくのではないか。と思います。
そこらへんが、次回の議論の内容になるのでしょうね。よろしくお願いします。

2011~2015 当時46~50 メール 女

研究機関(調査員) Kaotan

人材育成

(留学生の就職支援につながる調査研究をはじめるにあたって言われた一言です。留学生に対しての気持ちが汲み取れる言葉でした)
留学生のお母さんになってほしい

2011~2015 当時46~50 口頭 女